県高校女子サッカー決勝で4得点 優秀選手に click to collapse contents
2022年02月17日
今月6日まで洲本市などで行われたサッカーの兵庫県高校新人大会女子の部で、さつき町の金谷愛心(めいみ)さん(17)=2年、赤穂東中出=が所属する日ノ本学園が17年連続18回目の優勝。金谷さんは決勝戦で4得点を挙げる活躍もあり、大会優秀選手に選ばれた。
同校は夏のインターハイと冬の選手権で計7度の全国制覇を誇る強豪。すぐれた選手たちが切磋琢磨する中、金谷さんは「目の前の相手には絶対負けない」という積極果敢なドリブルを武器に攻撃的MFとして新チームで主力メンバーの一人に抜擢された。
幼稚園年長のとき、2つ上の兄が先に入団していた尾崎サッカー少年団に入団。コーチを務めていた父と一緒に練習について行くうちに「楽しそうだったから」と自ら希望した。父が人工芝を敷いてくれた自宅の庭でもボールを蹴り、中学時代は姫路市内の女子クラブチームでキャプテンを任された。県内外の強豪校から勧誘された中、「地元で一番強いチームでプレーしたい」と日ノ本学園へ進んだ。
「しなやかに体を使いながら繊細にボールタッチをする。チームとしても重宝されるレフティードリブラー」と村上裕子監督。「性格はプレースタイルとは真逆の控えめタイプだが、ここ最近では最高学年になる自覚も芽生え、自発的に行動する姿も見える」とさらなる成長を期待する。
金谷さんは「目標は全国制覇。もっとみんなで今よりも強いチームをつくって戦えるようになりたい」と頂点だけを見つめている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2022年2月19日号(2451号)4面 (11,644,086byte)

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