2022年02月26日
御崎の三崎山で、かつて企業の保養所だった老朽化施設を再生する取り組みが行われている。グランピングとワーケーション施設としてオープンを目指している。
赤穂御埼灯台南側の高台にある鉄筋コンクリート造り2階建て(延床面積約500平方メートル)を福崎町の新日本製麺が購入。昨年12月下旬にリノベーションに着工した。国の事業再構築補助金を活用して1億円を超える事業費を投資し、ワーケーション向けの客室とカフェを整備。夕日が見える敷地内にグランピング用のドームテント8棟と屋外サウナを設置する計画だ。
当初は今春の開業を予定したが、設備の納期などの関係で「5月中旬から6月初めごろ」のオープンとなる見込み。正社員とパート、アルバイトの計10人程度を新規雇用する予定という。
食事には赤穂特産の牡蠣を焼く海鮮バーベキューのほか自社製品を使ったメニューも提供する予定。同社は1974年創業の製麺会社で赤穂市内の飲食店にも製品を販売している。牛尾周平社長(43)は「自社ブランドを展開していく足がかりにしたい」と意気込み、「自然の中でリフレッシュしてもらえる施設を目指し、地域の活性化にも役立ちたい」と抱負を話している。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2022年2月26日号(2452号)2面 (4,592,109byte)
コメント
なんか楽しいそうです!市民の夕べが消えると聞いて、赤穂の観光に暗雲でしたが、活性化されるといいですね!
投稿:どんなのかなー 2022年02月26日
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