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卒業前の気持ち繊細に 有年中3年生が色紙制作

2009年02月16日

  • 「今の気持ちを表現しよう」と色紙制作した有年中3年生のみなさん

    「今の気持ちを表現しよう」と色紙制作した有年中3年生のみなさん

 有年中学校(西川祐二校長)の3年生22人が16日、絵手紙の技法を用いた色紙を卒業記念に制作した。顔彩と青墨で素描した花や果物に思い思いの一言を添え書き。「可能性は無限なり」「ありがとう」「ありのままでいい」―。感謝の念や自分への励ましなど、巣立ちの時を控えて胸に去来するさまざまな思いが繊細に表れた。
 色紙制作は、「自然の姿と色彩によって自分の心を表現しよう」と今年初めて実施。尾崎の絵手紙講師、稲家みどりさんから手ほどきを受けた。
 テーマは自由。各自が描きたいものを持ち寄った。最初はなかなか筆が進まなかった生徒も次第に描くことに集中。素朴で味わいのある作品が仕上がった。
 片山紗李さん(15)は楽しかった3年間を象徴するものとして、修学旅行でお土産に買ったクマのぬいぐるみを描いた。「友達との思い出を忘れないように」と“絆”の文字を書き添えた。
 作品は卒業式当日、中央廊下に展示され、各自が持ち帰ることにしている。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2009年2月21日(1836号)3面 (7,340,752byte)


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