医療、交通など市政課題を知事に要望
2022年05月14日
赤穂市は14日、齋藤元彦・兵庫県知事の訪問を受け、牟礼正稔市長が医療、交通など地域課題への支援を要望した。
齋藤元彦知事に市政課題への支援を要望した懇談会
「対話と現場主義」をテーマに掲げる齋藤知事は4月以降だけで34市町の首長と面談。この日は赤穂市のほか相生市、福崎町など5市町を訪れた。赤穂市での面談は牟礼市長と藤本大祐副市長が出迎え、渡瀬康英・西播磨県民局長と地元選出の長岡壮壽県議が同席した。
牟礼市長は、今月開院した県立播磨姫路総合医療センターと赤穂市民病院との連携、JR赤穂線の利用促進への支援、赤穂海浜公園「塩の国」の施設整備を要望。高取峠のトンネル化、産業廃棄物最終処分場建設問題については改めて要望や説明の機会を求めた。
これに対し、齋藤知事は、「市民病院は人材支援が重要。医療、事務とも支援していきたい」「JRは国やJRにしっかり声を届けることも大事だし、我々自治体としてもやれることをやっていくということも大事」「赤穂海浜公園は(県立公園整備の)方向性のあり方を検討する会をつくり、赤穂海浜公園の部会を設置したいと考えている。地元のみなさんと意見を交わしながら進める」などと述べた。
高取峠のトンネル化は、「相生市を含めてどういうまちづくり、観光を含めた将来像を考えていくか」とし、産廃問題については「地元からいろいろな意見が出ている中で、県としては事業者からの申請が適正であるかどうかを審査していく」と答えた。
面談は市長応接室で約30分間行われ、牟礼市長は市と民間が協力して盛り上げている「赤穂スイーツ」、日本遺産認定が追い風となっている特産の塩についてもPR。齋藤知事は「赤穂は赤穂浪士、塩で日本の中でもすごくブランド力、発信力のある地域。県としてもしっかりと、ともに課題を乗り越えていきたい」と応じた。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2022年5月21日号(2462号)3面 (8,115,688byte)
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コメント
観光関係者の努力に敬意 様
赤穂の特に御崎、坂越、海浜公園方面は兵庫県有数のインスタスポットとしてブレイクしつつありますね。観光客の多くは忠臣蔵すら知らない人が多いと聞きます。観光客の層がすっすり変わったと感じます。ただまだまだ姫路や城崎温泉等と比べたら多くないのでこれからどう増やしていくかがカギだと思います。
投稿:赤穂市民 2022年05月15日
先日の連休中の海浜公園は、親子連れで。
赤穂御崎や坂越は、オシャレな若者、カップルで溢れかえっていました。
ここ数年のコロナ禍で、既存の有名観光地は大変でしたが、赤穂を訪れる観光客は、逆に、阪神、岡山方面から増え続けているようです。
赤穂の集客コンテンツは、忠臣蔵の陰に埋もれ放置されたままです。
どのように発掘し、どう使いこなすかです。。
赤穂線や赤穂インターの魅力をアップするのと同時に、スポットまでの使い勝手も、どう向上させるかです。
観光都市としての方向は間違いないような気がします。
わくわくする赤穂に期待します。
投稿:観光関係者の努力に敬意 2022年05月15日
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