赤穂民報

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「高雄の宝」を引き継いで

2009年02月27日

  • 高雄小で行われたハマウツボ保護活動の引継ぎ会

    高雄小で行われたハマウツボ保護活動の引継ぎ会

 学校横の千種川河川敷に生息する稀少植物ハマウツボの保護活動に取り組んでいる高雄小学校(木曽一平校長)で24日、6年生から5年生への引継ぎ会が行われた。
 ハマウツボは兵庫県レッドデータブックでAランクに指定されている絶滅危惧種。県内の生息地は赤穂と淡路の2カ所だけで、同校では「地域の貴重な自然を守ろう」と毎年6年生が環境学習の一環として種子の収穫、下草刈りなどを行なっている。
 引継ぎ会では6年生が一年間の活動内容をグループ発表。4月以降の活動を受け継ぐ5年生に生態や管理方法などを伝えた。
 6年生の西森涼太君(12)は「高雄の貴重な自然を守って」と後輩にエール。5年生の薮内佑城君(11)は「ハマウツボの大切さがわかった。1本でも多くなるようにみんなでがんばります」と意欲を話した。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2009年2月28日(1837号)4面 (8,242,442byte)


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