国葬「赤穂市として弔意示す予定ない」
2022年09月24日
９月２７日に行われる故安倍晋三・元首相の国葬に関し、牟礼正稔市長は２２日の定例記者会見で、「今のところ、赤穂市として弔意を示す予定はない」との意向を示した。
牟礼氏は「国は地方自治体に弔意の表明を求めていないし、国民に対しても個々の判断に委ねると発表している。県からも半旗の掲揚の要請もない」と理由を述べつつ、「現在のところ赤穂市としては何らかの対応をするという判断には至っていない。近隣の動向も踏まえながら最終的に判断することになる」と含みももたせた。
会見では、入札による落札業者決定から１年以上工事が行われていない加里屋中継ポンプ場の機械設備整備工事をめぐり、落札額の約１・５倍に請負金額を増額することにした市の対応について問われ、「契約を解除して再入札すると、また日が延びるし、必ずしも落札できるわけでもなく、また工期が伸びることも考えられる。最善策ではないが、やむを得ないことではなかったのかなと思っている」と述べ、「しかし、決して望ましいあり方ではないので、今後は事務処理のあり方、工事管理のあり方を再度を見直し、適正な公共工事ができるように職員に指導していく」と語った。
また、赤穂市民病院の医療過誤被害者と家族が赤穂市と当時の主治医を相手取り損害賠償を求めている裁判で、医療事故調査に関する議事録の提出を赤穂市が拒否したことに関しては、「弁護士に委任しており、私が指示しているわけではないし、いちいちお伺いももらっていない。報道で初めて知ったわけで、訴訟遂行上の攻撃防御の一環だろうと思っている」と語った。
[ 政治 ]
コメント
押し付けられるもんじゃないと思うので、市長に賛成です。
投稿：Ｚ世代 2022年09月26日
国会承認なしで、１６億円が税金から支出されます。当初の２億円から大幅に増えました。
この１６億円を、他の事に使う方がよいですね。
何故、自民党葬にしなかったのか？
投稿：血税 2022年09月26日
周りの様子や判断を見て、ですか。
投稿：主体性なきや 2022年09月25日
今回の件、赤穂市の国葬をめぐる判断は、全国的には赤穂事件の発端となった地として、ネットで注目を浴びたりする側面があります。
弱い立場につくか、権力につくかで国葬に対するイメージも変わるかと存じます。
首相を吉良や徳川に見立てて、追い込まれた大石内蔵助を山上容疑者に重ね擁護する者、かたや、彼らの行動は、今の時代に照らすと只のテロと断罪、英雄視するのを見直す風潮も勢いを増します。
赤穂市民として、かなり複雑な日々を過ごしている方も多いと思いますが、私には、この国葬論は、赤穂市民が義士祭を今後も続けるか、否かの論争にも見えて興味深いです。
どうでしょうかねぇ〜
投稿：余談ですが 2022年09月25日
総理大臣も一人の日本人。
国民一人一人が精一杯人生を全うして亡くなっていきます。
日本人は全て国葬に当たると思います。
国をあげての葬儀には全ての国民の意見を聞く必要があったのでは。
市も困惑してると思います。
投稿：国民 2022年09月24日
色々いわくもありますが…
投稿：うーん 2022年09月24日
日本に尽力された総理大臣に対して、半旗掲揚くらいは弔意を示してはいいのでないでしょうか。日本人として哀悼の意を表明する心が行政にもあって欲しいものです。
投稿：赤穂市民 2022年09月24日
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