「持続可能な地域公共交通網を」近畿運輸局から提案書
2023年02月22日
赤穂市内の地域公共交通が抱える課題解決へ向けて検討すべき項目と提案を国土交通省近畿運輸局がまとめ、「地域連携サポートプラン」として提案書を２１日に市に交付した。
近畿運輸局から赤穂市へ提案された「地域連携サポートプラン」の交付式
提案書では、人口減少や車社会の進展に加えてコロナ禍による利用者減、燃料価格の高騰など交通事業者の経営が非常に厳しい状況にある中、赤穂市においても「地域公共交通を取り巻く環境は一層厳しくなる」と予想。今後の課題を「持続可能な地域公共交通ネットワークの構築」と設定した。
路線バスとコミュニティバスの運行ルートが一部重複していることや、コミュニティバスの収支率が低いことなど問題点を指摘した上で、各公共交通機関の役割の明確化、行政が財政負担すべき目標値の設定などを提案。それらを「地域公共交通計画」として策定する必要性を訴えている。
また、企業の送迎バスを路線バスで代替した事例や、人だけでなく荷物も運ぶ「貨客混載」を導入した自治体など具体例を示し、「まち全体で地域公共交通ネットワークを支える仕組みづくり」を提言している。
市は提案書を受けて、来年度中に地域公共交通活性化協議会で計画をとりまとめ、早ければ２０２４年度から実行に移していきたい考え。協議会にメンバーとして加わってサポートする近畿運輸局は「地域公共交通ネットワークの活性化には、官民などの垣根を越えた『共創』がかぎとなる。市民が主体的に関与する仕組み、関係者が議論を尽くすことが大切だ」などと今後のポイントを挙げた。
[ 社会 ]
掲載紙面（PDF）：
2023年3月4日号(2498号)3面 (11,792,389byte)
コメント
サブスクにしなくても乗ったときだけ払う方が安く済みますね。安い方が使い易いですね。
投稿：タクシー 2023年02月27日
サブスクタクシーなど
は出来ないのでしょうか。アノナーさん是非前向きな案の提案をお願いしたい。
投稿：老人B 2023年02月26日
免許を返納せざるを得ない状況なら、その状況なりの生活様式があると思います。
その時々に優先させる事情によって、病院なりの近くに住むということを考えたほうがいいかもしれません。
交通手段を頼るのもひとつの方法かもしれませんが、自分が便利な場所にいることも有効だと思います。
投稿：コンパクトに 2023年02月25日
姫路が便利なら姫路に行くしかない。
そういう政治を選んできた責任です。
何でもかんでも老人の気持ちって。
若者の気持ちにもなってください。
投稿：無理やって 2023年02月23日
免許返納せざるを得ない老人の身になって下さい。姫路などでは民間病院がシャトルバスを走らせていて便利です。
投稿：老人Aの2 2023年02月23日
ある地域に人口を集約するしかないやろ。
いやいや。病院やのにバスの運行って。。。
それはもはや、バス会社やん。
あのね。2種免許ってしってますか？
なんでも、病院にさせたらええわけじゃないで。
投稿：これはなー 2023年02月22日
逆の発想で民間などのバスに補助して、市民も乗れるようにするとか、関福大バス、市民病院中央病院やイオンなどにシャトルバスを充実してもらうとか
投稿：老人Aの2 2023年02月22日
今後の地区別高齢化と免許返納率、医療や食料品店などの分布も考慮して、老人が暮らせる交通機関にして下さい。
投稿：老人A 2023年02月22日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。