赤穂民報川柳〔第108回〕濱邉稲佐岳・選
2023年03月24日
▽秀作
家中の灯りを付けて仕置する
大田 忠昭(御 崎)
【評】江戸時代の仕置は処罰であるが、現代は処理、管理の意味。家中の片付けをする男の汗を感じる。春が来たのだ。
▽佳作
逃げてった鬼がそろそろ戻る頃
小田 虎賢(明石市)
北風もコロナと共に飛んで行け
沖 久子(折 方)
雪光りお経の中母みおくる
西村 幸子(尾 崎)
* * *
▽応募要領=雑詠で毎月末に作品受付を締め切り、秀作1句と佳作3句を選考します
▽応募方法=1回につき1人1句(重複投句不可)。自作未発表の句に限る。はがきに課題と作品、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送してください。赤穂民報ホームページからも応募できます
▽選者=濱邉稲佐岳(川柳赤穂吟社講師)
▽入選句発表=赤穂民報ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表します。
[ 赤穂民報川柳 ]
掲載紙面(PDF):
2023年3月25日号(2501号)2面 (4,760,377byte)
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