寺谷病院事業管理者が辞職 牟礼市長「申し訳ない」
2023年03月27日
赤穂市は27日、寺谷進・病院事業管理者(64)が「一身上の都合」を理由に3月末で辞職すると明らかにした。市は「一日も早く後任を見つけたい」とし、当面は牟礼正稔市長が病院事業管理者の権限を担う。
「一身上の都合」を理由に病院事業管理者を辞職する寺谷進氏
市は、赤穂市民病院経営検討委員会が経営改善策の一つとして挙げた「病院運営と経営に精通した専任の病院事業管理者の配置」の提言を受け、公益財団法人兵庫県健康財団副理事長だった寺谷氏を昨年4月に採用。寺谷氏は就任あいさつで「初心をいつまでも忘れず、職員とともに努力を重ねていきます」「職員一丸となりチームワークを大切にし、この難局を乗り越えていく所存」などと病院運営の舵取りに意欲を表していた。
採用から1年での降板となったことについて牟礼正稔市長は同日の本会議で「こういう結果になったことは申し訳ない。今後も病院とともに後任を見つけていきたい」と弁明。「県とは連携を密にして医師の確保を含め、さまざまな点で協力いただけるものと思っている」と述べ、寺谷氏の辞職が県との連携に与える影響を否定した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2023年4月1日号(2502号)1面 (9,714,363byte)
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コメント
病院としてやっていくのが困難ならば、総合老人ホームとして利用すればいいのでは?
投稿:赤穂市民 2023年03月28日
相当再建が難しいんでしょうね。
やはり赤穂市の人口に対して、病院規模や診療内容がオーバーで高すぎるから破綻したんでしょう。
県と強いパイプのある方が退職されたって言う意味は、県からのメッセージですよね。
投稿:赤穂市民側 2023年03月28日
一年で辞職ですか。結果な額のお給料(税金ですか?)だったと思いますが赤穂市民病院のために何か功績は残されたのでしょうか。市民にはほとんど情報が降りて来ないのでよくわかりません。イベントもどんどん無くなって市長の公約も後回しにして市民病院に税金注ぎ込んで、それで黒字と言えるのでしょうか。医療事故の和解も出来ていないと言うし、一年で全く好転してない気がします。
投稿:赤穂市民 2023年03月28日
赤穂市民病院の連続医療事故事件における病院や市の方針の影響は、少なからずありそうですね。
市長は影響がないとしていますが、後任人事次第というのが実際のところではないでしょうか。
投稿:非地元民 2023年03月27日
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