2023年04月02日
赤穂市は、市内の公立保育所と幼稚園の使用済みおむつを保護者が持ち帰る現行方式を見直し、4月から施設側で処分すると決めた。
保護者負担と保育士業務の軽減が目的。新年度からは使用済みおむつを週2回、美化センターが回収して焼却処分する。処分費用の保護者負担はない。保育士が子どもの便の状態や回数を確認して保護者に伝える取り組みは継続する。
保育施設での使用済みおむつについては、繰り返し使用する布おむつが主流だった時代には保護者が持ち帰っていたが、子どもごとにおむつを仕分けする手間がかかることや衛生面などから紙おむつの普及とともに一括処分する施設が増加。厚生労働省は今年1月、使用済みのおむつを保育所などで処分するよう推奨する通知を全国の自治体に出した。
市は「子どもの体調不良など特別な事情で、保護者がおむつの持ち帰りを希望する場合は相談の上、対応したい」(こども育成課)としている。
掲載紙面(PDF):
2023年4月1日号(2502号)3面 (9,714,363byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。