2023年06月05日
ボランティア活動などを通して住みよいまちづくりなどに貢献した個人、団体などに贈る「つつじ賞」「さくら賞」「ふくしの人」の受賞者2個人4団体が赤穂市からこのほど発表された。
表彰式は6月10日(土)の「赤穂市福祉のつどい」(赤穂化成ハーモニーホール、午後1時半〜4時)の記念式典で行われる。三絃天悠会の津軽三味線でオープニング。福祉活動の実践発表などを行う。
第2部の記念講演は、元HNK局員で認知症の人がホールスタッフを務めるレストランプロジェクトを手掛けたフリーランス・プロデューサーの小国士朗氏が「注文をまちがえる料理店のこれまでのこれから」と題して語る。入場無料、申し込み不要。
各賞の受賞者は次のみなさん。
〔つつじ賞〕
▽小林未来さん=2023年1月に尾崎で発生した交通事故で負傷した80代女性の頭部を止血するなど、救助活動に貢献。
〔さくら賞〕
▽一華会(真殿澄江代表)=2004年の設立以来、毎月1回、旬の食べ物や風景などの絵手紙を作成し、ひとり親家庭などへの給食サービス時に配布したり、福祉イベントで絵手紙体験の機会を提供するなど社会奉仕活動に貢献している。
〔ふくしの人〕
▽陰山節子さん=1993年より高齢者施設で訪問支援ボランティア活動。代表を務める「山びこ」を2018年に設立し、折り紙作品や手作りマスクを提供してきた。赤穂ボランティア協会に所属し、理事として4年間運営を支えた。買い物支援ボランティアで利用者介助を行っている。
▽大橋町幸生会いきいきサロン(浜野敏子代表)=2012年設立。毎週火曜日に大橋町集会所や尾崎第一公園で健康体操や輪投げ、折り紙制作、お楽しみ会を実施している。
▽さくら会(三村由子代表)=2012年設立。毎月2回、さくら通り児童遊園とさくら通り自治会館で輪投げやグラウンドゴルフを実施している。
▽ふれあいスポーツ赤穂(矢野隆代表)=2012年発足。スポーツウェルネス吹き矢、ゴールボール、ブラインドテニス、ボッチャ、車いす卓球の教室を開いている。年2回スポーツ大会を開催したり、出前講座を行うなど障がい者スポーツの普及や障がいのある人の集える場づくりに加え、高齢者の健康づくりにも力を入れている。
掲載紙面(PDF):
2023年6月10日号(2510号)1面 (6,400,245byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。