2023年12月13日
赤穂市への定住促進施策として移住希望者に一戸建て民家を貸し出す「有年お試し暮らし住宅」が有年横尾に開設。12月21日(木)から運用を開始する。
2016年に海浜町に開設した物件に続き市内2軒目。JR有年駅から徒歩3分ほどの空き家となっていた木造瓦葺き2階建て家屋(昭和37年築)を活用し、リビングキッチンや一部の部屋のフローリングを改修した。4畳半から8畳まで5部屋とLDK、風呂、トイレがある1階部分をレンタルする。
海浜町のお試し暮らし住宅が2泊〜13泊の短期利用型なのに対し、有年は4週間〜8週間の長期滞在型。冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、テレビ、洗濯機など生活に必要な主な家電や食器、消耗品を備え、1週間につき7500円(5人まで)で利用できる。ただし、布団・寝具、食材・調味料などは各自で持参。軽自動車1台分の駐車スペースあり。
電話で仮予約した上で、利用日の10日前までに利用申請書を提出し、利用開始日の前日までに料金を支払う。申し込み、問い合わせは「一般社団法人あこう魅力発信基地」Tel0791・43・6931。
同法人によると、海浜町のお試し暮らし住宅を利用後、実際に赤穂市に移住した世帯もあり、2022年度には計250日の利用があった。「市街地に位置する海浜町と、より豊かな自然環境に囲まれた市北部の有年の2つで利用者のニーズに合ったお試し暮らし住宅を提供し、移住促進を図っていく」としている。
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一般社団法人あこう魅力発信基地の電話番号が別の部署の番号になっていました。記事作成時に誤りがありました。訂正し、おわびします。赤穂民報社
有年地区に新たに開設した「お試し暮らし住宅」の内観=法人提供
[ 社会 ]
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