赤穂民報

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義士の縁で「赤穂アスパラ横丁」18日から

2024年05月16日

 義士親善友好都市・新潟県新発田市の特産野菜であるアスパラガスを使った期間限定メニューを提供するグルメイベント「赤穂アスパラ横丁」が5月18日(土)から赤穂市内の飲食店でスタートする。


自慢の料理を手に9年ぶりの「赤穂アスパラ横丁」をPRする参加店

自慢の料理を手に9年ぶりの「赤穂アスパラ横丁」をPRする参加店


 新発田市は赤穂義士の一人、堀部安兵衛ゆかりの地。義士サミットに参加している縁で赤穂市とは民間レベルでも交流があり、新発田市内の飲食店が赤穂産の牡蠣を使った料理を期間限定で販売する「しばたオイスターバー」は10年間続いている。

 飯豊連峰からの豊富な雪解け水が育む肥沃な土壌により、米をはじめ良質な作物が収穫できる農産地でもあり、新潟県一のアスパラ産地として名高い。とりわけ4月から5月にかけてが一年で最もおいしい時期という。

 赤穂アスパラ横丁は2014年と15年に行われて好評だった。継続が期待されたが、十分な量の確保が困難になり一旦終了。このほど生産者の協力で一定量を入荷できる目途がつき、9年ぶりの開催が決まった。

 今回は和食、中華、イタリアン、そば店など9店舗が参加。ソテーやパスタ、おひたしなど各店舗が素材を活かしたメニューを販売する。アスパラガスを一本丸ごと揚げる天ぷらは複数の店舗で提供されるが、店によって調味料が異なり違った味が楽しめる。

 名物の塩ラーメンにアスパラをトッピングして販売する「赤穂らーめん麺坊」の露野一彦さん(48)は「新発田のアスパラは太くて甘みが強く、柔らかい。ぜひ味わってほしい」。牡蠣料理店「かましま」の鎌島典子さん(50)は「おいしいアスパラを目当てにたくさんのお客さんに来てもらえればまちの活気につながる。赤穂と新発田のつながりも知ってほしい」と効果を期待している。

 「赤穂アスパラ横丁」は5月末まで開催予定(アスパラがなくなり次第終了)。参加店と主なメニューは次のとおり。

▽あこうぱん(Tel42・3565)=ゴロゴロアスパラの塩バターリュスティック(250円)
▽赤穂飯店(Tel42・1700)=アスパラとイカの紹興酒炒め(950円)
▽赤穂らーめん麺坊(Tel45・7410)=アスパラらーめん(800円)
▽Cadou(Tel090・5153・8273)=アスパラスパイシーフォーセット(1500円)
▽かましま(Tel56・5050)=まるごと天ぷら(500円)
▽さくらぐみ(Tel42・3545)=新発田のアスパラガスとベーコンのビスマルク(2650円)
▽すし若(Tel43・6786)=アスパラ天(2本1000円)
▽そば処衣笠(Tel42・0194)=アスパラのおひたし(400円)
▽初音(Tel42・1331)=アスパラのナポリタン(950円)


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2024年5月18日号(2552号)1面 (4,677,807byte)


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