高取峠に忠臣蔵アート看板 赤穂高校美術部が制作 click to collapse contents
2024年05月19日
元禄赤穂事件の刃傷を国元に知らせる急使が通った史実にちなみ、早かご像のモニュメントがある高野の高取峠に忠臣蔵アート看板が設置され、19日に除幕式があった。

高取峠のポケットパークに設置された忠臣蔵アート看板
アート看板は峠頂上のポケットパークに設置され、縦約1・1メートル、横約1・8メートルのステンレス鋼板。歯を食いしばって早かごに乗る急使、夕日が照らす赤穂の海と名残の松、陣太鼓を打つ内蔵助が描かれている。昨年6月に早かご像を32年ぶりにリニューアルした社会奉仕団体「啓昌会」(深口奥広会長)の依頼で赤穂高校美術部の3年生部員が制作した。
美術部部長の石橋千尋さん(17)は「依頼主の要望を採り入れながら、みんなで意見を出し合ってデザインと構図を決めました。自分たちの作品を公共の場に設置してもらえてありがたい」。同会は「赤穂を訪れた方々に『忠臣蔵のふるさと』を印象づけるアートができた」と完成を喜んだ。

忠臣蔵アート看板の制作を担当した赤穂高校美術部のみなさん)
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2024年6月1日号(2554号)2面 (5,421,859byte)

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