給食センターで見学ツアー 調理作業体験も click to collapse contents
2024年07月23日
普段は部外者が立ち入れない浜市の学校給食センターの調理場を特別に公開する見学ツアーが22日にあり、公募で集まった小学生約20人が施設を巡った。

小学生を対象に行われた学校給食センターの見学ツアー
参加者らはエアシャワーで衣服のほこりを落とし、衛生キャップを着用して調理場内へ。野菜をさまざまな形に自動でカットするスライサーや、1釜で1000人分を調理できる直径1・4メートルのステンレス釜、「あぶらパン」の調理にも使われるフライヤーなどを見学した。
ツアーでは、野菜などの食材を調理前に必ず3度洗浄し、揚げ物は中心温度を計測して十分な加熱を確かめていることなど食品衛生の取組も紹介された。模造品のハンバーグや、おかずに見立てたプラスチックのキャップを食缶に移す作業の体験も。給食のカラフルサラダが大好きという赤穂小3年の宍戸莉衣さん(8)は「決まった量を食缶に入れるのが難しかった。暑い中、一生懸命作ってくれていることがわかったので、これからも残さず食べようと思います」と感想を話した。
同センターは、新築建設中の新センターに移転する来年9月以降も見学ツアーを実施したいと話している。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2024年9月14日号(2567号)2面 (6,110,398byte)

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