2024年09月20日
赤穂市民病院で2019年10月に行った脳神経外科手術で70代女性患者の頸髄をドリルで誤って損傷して重度の後遺障害を負わせたとして、兵庫県警捜査1課と赤穂署が業務上過失傷害容疑で今年5月に書類送検した執刀医と上司の科長について、神戸地検姫路支部は9月19日付で不起訴処分とした。
処分理由について同支部は「関係者のプライバシーや他に捜査中の事件もある」などとして明らかにしていない。
執刀医と科長は2020年1月に別の70代女性患者に行った手術でもドリルで誤って神経を切断して重い後遺障害を負わせたとして、今年7月に同容疑で書類送検。その容疑についてはまだ処分が決定していない。
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2024年9月21日号(2568号)1面 (5,245,634byte)
コメント
一連の医療事故で起訴されなければ日本で起きた医療事故なんて全部不起訴になるのでは?マッチョさんも書いておられるとおり、初動が早ければ違う結果になったのではないかと思う。これでまた被害者が増えるのかと思ったら怖すぎる。
投稿:市民46歳 2024年09月22日
今回の対象の医者を擁護する訳ではありませんが…医者が相手の裁判では不起訴になる事がほとんどではないでしょうか。
いくら手技が稚拙でも助ける意志を持って手術している訳ですし。密室で行われており全ての映像や録音が残っている訳でもありません。罪状の証拠は現場にいた人の証言だけだろうし。発生から5年も経っており、その日にいくら衝撃的な事が起こっていても人も入れ替わり記憶も曖昧になり分からなくなっているでしょう。初動が早ければ違う結果になったかもしれません。
新たな被害者が出ない事。被害を受けた方の補償がきちんとされる事を願うだけです。
投稿:マッチョ 2024年09月22日
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