赤穂民報

５年ぶり土曜開催１４日に第１２１回赤穂義士祭

2024年12月09日

　今年で１２１回目となる赤穂義士祭は１２月１４日（土）に加里屋のいきつぎ広場など市内一帯で開催される。５年ぶりの週末開催で大勢の見物客でにぎわいそうだ。

　午前１０時半から義士墓所がある加里屋の花岳寺で法要を営み、同１１時半からは四十七士をまつる上仮屋の赤穂大石神社で祭典を行う。

　祭りは午前１０時１０分にいきつぎ広場の観覧席前で赤穂高校吹奏楽部によるオープニング演奏で幕を開け、約６００メートル南の赤穂城大手門前から忠臣蔵パレードがスタート。女子バスケットボールチームの姫路イーグレッツ、今年から赤穂を練習拠点とする社会人野球チームのＹＢＳなどが初出場するほか、子ども義士行列や大名行列、義士娘人力道中などが続き、メインの義士行列では俳優の内藤剛志さんが大石内蔵助役で特別出演する。

　上仮屋の赤穂城跡では武家屋敷公園で忠臣蔵ゆかりの市町と近隣市町の「忠臣蔵交流物産市」を午前１０時〜午後４時に開催。二之丸庭園では復元された池泉を手漕ぎ和船で巡る屋形船遊覧（中学生以上２００円、小学生５０円、小学生未満無料）を午前１０時〜午後３時に行う。

　１３日（金）には花岳寺門前広場で午後５時〜７時に前夜祭イベント。大石内蔵助が好んで食べたと伝えられるニラ雑炊を無料で振る舞う。

　義士行列の役柄と出演者は次のみなさん。かっこ内は住所または所属。表記のない人は有年地区自治会連合会の出演者。敬称略。義士の名は主催者発表の記載のまま。

　〔表門隊〕
▽大石内蔵助＝内藤剛志（特別出演）
▽小野寺幸右衛門＝山下純
▽神崎与五郎＝高橋弘和
▽間重治郎＝遠藤信也
▽間瀬久太夫＝上山敬三
▽原惣右衛門＝浅香茂雄
▽堀部弥兵衛＝寺坂雅光
▽片岡源五右衛門＝谷口正也（兵庫県）
▽冨森助右衛門＝木原信暁（赤穂市）
▽近松勘六＝岩本紘和
▽奥田孫太夫＝高畑卓志（兵庫県）
▽早水藤左衛門＝関谷博之（岐阜県）
▽大高源五＝平尾邦男
▽矢田五郎右衛門＝平尾朋哉
▽岡嶋八十右衛門＝亀谷武志
▽村松喜兵衛＝寺内昭博
▽武林唯七＝内海智之（赤穂市）
▽勝田新左衛門＝大田裕之
▽貝賀弥左衛門＝平尾倫規
▽吉田沢右衛門＝金谷慎太郎
▽岡野金右衛門＝近藤太一
▽横川勘平＝八瀬邦彦
▽矢頭右衛門七＝秋島善（赤穂高校）

　〔裏門隊〕
▽大石主税＝矢野一真（赤穂高校）
▽吉田忠左衛門＝高原和也
▽間喜兵衛＝水守裕史
▽小野寺十内＝山元猛（赤穂市）
▽潮田又之丞＝池田大介（兵庫県）
▽堀部安兵衛＝吉田方哉
▽礒貝十郎左衛門＝福本裕一
▽赤埴源蔵＝三和幸晴（赤穂市）
▽大石瀬左衛門＝溝口達郎
▽木村岡右衛門＝山下光平
▽菅谷半之丞＝河原誠
▽中村勘助＝橋本信行（赤穂市）
▽不破数右衛門＝松田宗之
▽千馬三郎兵衛＝松田司
▽前原伊助＝内波靖昌
▽倉橋伝助＝杉本直行（滋賀県）
▽三村次郎左衛門＝平田親弘
▽奥田貞右衛門＝打田拓豊（赤穂市）
▽茅野和助＝豊川啓次郎（東京都）
▽杉野十平次＝片山迅風（京都府）
▽間新六＝原井倖生
▽村松三太夫＝三輪貴志
▽寺坂吉右衛門＝木下信也
▽間瀬孫九郎＝松井光幸

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■第１２１回赤穂義士祭パンフレット（外部リンク）

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