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堀米雄斗も挑んだ「キッズスケーターの登竜門」へ塩屋の上住颯真君

2025年01月01日

 キッズスケーター日本一を決めるスケートボードコンテスト「FLAKE CUP 2024 チャンピオンシップ」(1月18日、千葉市・イオンモール幕張新都心)に塩屋の小学2年、上住颯真君(8)が初出場する。


キッズスケーター日本一を決める「FLAKE CUP 2024 チャンピオンシップ」へ出場を決めた上住颯真君の演技=洋憲さん提供)

キッズスケーター日本一を決める「FLAKE CUP 2024 チャンピオンシップ」へ出場を決めた上住颯真君の演技=洋憲さん提供)


 かつて堀米雄斗、四十住さくらといった五輪金メダリストたちも出場し、「キッズスケーターの登竜門」に位置付けられる大会。「魅せる滑りをしたい」と意気込んでいる。

 颯真君がスケートボードを始めたのは幼稚園年長の春。前年に父洋憲さん(42)に連れられてチャレンジしたスノーボードをうまくなりたくて、雪がない季節の練習として取り組んだ。翌年秋に腕試しで出場した大会で思うような滑りができず、そこから練習に火が付いた。昨年4月にチャンピオンシップの出場権をかけた関西大会の小学3年以下の部で3位入賞。2年生ながら本大会の出場権を獲得した。

 チャンピオンシップには全国計6か所のツアー予選の上位入賞者が集結。「ランプ」と呼ばれるU字型のステージを滑り、持ち時間45秒の間に繰り出す技の難易度や完成度を競う。予選と違って小学6年以下を同じカテゴリーにまとめて競技するため、高いレベルの技を持つ上級生スケーターたちに挑むことになる。

 颯真君のチャンピオンシップ出場決定後、練習拠点とする相生市内のスケートボードパークは大会で使用されるものと同じランプを導入してくれた。本番を見据えた演技構成の練習に打ち込むことができ、技の数も出来映えもどんどん上達しているという。

 「関西大会でメダルをとったことが自信になったと思う。(チャンピオンシップでは)しっかり出し切って笑って終えてほしい」と洋憲さん。颯真君は「力を出し切って、フルメイク(すべての技を成功)したい」と今まで以上に練習に集中している。
キッズスケーター日本一を決める「FLAKE CUP 2024 チャンピオンシップ」へ出場する上住颯真君

キッズスケーター日本一を決める「FLAKE CUP 2024 チャンピオンシップ」へ出場する上住颯真君



スポーツ子供 ]

掲載紙面(PDF):

2025年1月1日号・第1部(2581号)4面 (9,039,435byte)


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