2025年01月08日
1月8日午前11時ごろ、粗大ごみの回収業務で大町の市道を走行していた赤穂市美化センターのごみ収集車から煙が出ているのに運転手が気付いた。
警察とセンターの話では、収集車に備え付けている消火器は使わず、収集車がセンターまで戻ってから職員らが消火し、その後、119番通報した。収集車に乗車していた運転手と作業員にけがはなく、車両右後方の塗装が焦げた。
センターによると、回収した粗大ごみの中にバッテリー内蔵式の掃除機があり、バッテリーに圧力がかかったことによって発火した可能性もあるとみられ、警察と消防が原因を調べている。
火災があった車両は点検と塗装修繕のため当面の間使用できないが、「ごみ収集業務への支障はない」(センター)という。センターは「収集車から出火した場合の対応手順、バッテリー内蔵タイプの家電製品の安全な収集方法について検討したい」と話している。
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