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赤穂ゆかりの絵画18点寄贈

2008年02月09日

  • 三人展を記念して市に作品を寄贈する=右から=大田さん、田中さん、木村さん

    三人展を記念して市に作品を寄贈する=右から=大田さん、田中さん、木村さん

  赤穂市立図書館ギャラリーで3日まで「郷土の仲間三人展」を開いた神戸市垂水区の木村佐依子さん(73)、東京都東大和市の大田幸作さん(73)、赤穂市加里屋の田中繁雄さん(75)の3人が「展示会成功の感謝」として各自の作品を市に寄贈することになった。
 3人は10代のころ、ともに赤穂で青春時代を過ごした絵描き仲間。12年前に赤穂であった大田さんの個展で約50年ぶりに再会したのが縁で、今回共同で作品展を開いた。
 4日間で1000人を超える来場者。同級生も多く訪れ、会場のあちこちで思い出話の輪ができた。
 「若いころの仲間はいいもんです」と田中さん。木村さんは「たくさんの人がじっくり作品を見てくれた」と感激し、大田さんは「また創作意欲が湧いてきた」と刺激を受けた。
 「赤穂にゆかりのある作品を」と、木村さんは春の赤穂御崎を描いた「桜」、大田さんは御崎・東海地区の「池のある風景」など16点、そして田中さんは「千種川河口」をそれぞれ寄贈。市は「郷土ゆかりの画家コレクションの中に加え、市民に紹介する機会を設けたい」と話している。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2008年2月9日(1778・1779号)1面 (9,991,590byte)


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