兵庫県内唯一「育休退園ルール」廃止へ 4月から3歳児未満も継続利用可 click to collapse contents 

2025年03月05日

 3歳未満の子を保育所に預けている親が子どもを産んで育児休業を取得すると保育所を退所しなければならない、いわゆる「育休退園」について、赤穂市は現行ルールを見直し、今年4月以降は0〜2歳児も継続利用を認めるよう変更する考えを明らかにした。

 赤穂市の現行ルールでは、保育所児童を持つ保護者に新たに子が生まれて育児休業に入った場合、預けている子が3歳児以上なら継続利用できるが、3歳児未満だと原則退所を求められる。現時点で「原則退園」を行っている自治体は兵庫県内では赤穂市だけだという。市教委によると、今年度は9人が「育休退園」で退所した。

 育休退園をめぐっては、議会でルールの見直しを求める意見が出され、尾上慶昌教育長が昨年12月の議会で「前向きに検討する」と答弁。教育長答弁を報じた赤穂民報の記事には読者から「今後親になる方のために、早期に実装されることを切に願います」「子育て支援を公約の柱にしている赤穂市が他の自治体に遅れをとっているとは」「(育休退園を知って)違う市に引っ越した」などの声が寄せられた。

 新ルールの適用は今年4月からになる見通しで、今年度中に育休退園した児童の継続利用は認められないという。



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掲載紙面(PDF):

2025年3月8日号(2590号)1面 (9,145,457byte)


赤穂市で土地をお探しの方

コメント click to collapse contents 

やっと遅れていた赤穂市が追い付いただけ。これでは、若年層の流出、移住には歯止めはかからない。ワイも育休退園させたれたが、遅れた自治体もあるんだなと思った。教育委員会の連中が如何に周囲の自治体に目を向けていないかがよくわかる事例である。やはり、もっと市民目線の職員を多用して働く世代との対話も必要ではないか?育休退園が無くなったららヨシではなくそれが当たり前と思わないとこれから良くはならんぞ??

投稿:ほうほう 2025年03月06日


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