赤穂民報

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全日本出場の3選手が子ども柔道教室

2009年04月11日

  • 子どもたちに技を教える松本雄史選手

    子どもたちに技を教える松本雄史選手

 赤穂高出身で今月29日の全日本柔道選手権に初出場する松本雄史選手(24)=天理大出、兵庫県警=が11日、赤穂市民総合体育館で柔道教室を開いた。
 赤穂での壮行会に出席するのに合わせ、「柔道をがんばっている子どもたちの励みになれば」と開催。松本選手と大学の同期で、ともに全日本に出場する岩田勝博選手=兵庫県警=、齋藤俊選手=新日本製鉄=と3人で来穂した。
 赤穂、上郡の柔道少年団、母校の赤穂高柔道部などから約60人が参加した。松本選手は得意とする背負い投げのコツを伝授。岩田、齋藤両選手もそれぞれ決め技の大内刈り、大外刈りを披露するなど、約1時間、子どもたちに胸を貸した。
 大学時代からいっしょに赤穂高の合宿に顔を出すなど仲がよかった3選手。先月8日の近畿選手権でそろって5位以内に入賞し、念願だった全日本出場権を手にした。
 無差別で競技し、名実ともに日本一強い柔道選手を決定する大会。日本武道館で行われ、鈴木桂治、棟田康幸ら強豪選手が顔をそろえる。松本選手は1回戦を勝てば、五輪2連覇の内柴正人選手=旭化成=との対戦が決まっている。
 高校時代の恩師、山本博也・赤穂高柔道部総監督(49)は「柔道家にとって、あこがれの大会。自分の力を出し切ってほしい」とエール。松本選手は「出場しただけで満足せず、一つでも上を目指したい」と健闘を誓った。


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掲載紙面(PDF):

2009年4月18日(1844号)3面 (6,598,722byte)


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