2009年04月18日
大会に向けてバトンパスを合わせる選手たち
小学生から大学・実業団までの各部門で競う「第57回兵庫リレーカーニバル」は4月25日・26日に神戸市須磨区のユニバー記念競技場で行われる。小学生の部(4×100メートル)には赤穂市から赤穂、塩屋、尾崎、御崎の4校が出場。児童らはテレビ中継がある2日目の準決勝進出を目指して意気込んでいる。
このうち、御崎小は児童有志が「陸上クラブ」で自主練習。松田尚之教諭(51)、東豊教諭(34)の指導で放課後、周長180メートルの校庭トラックで体力づくりやダッシュなど一年を通してトレーニングしてきた。一部のメンバーは市陸協が週末に城南緑地で開く「陸上教室」にも参加。男女ともリレーメンバー全員が「校庭トラック1周35秒以内」の目標を達成した。
春休み中も学校に集まってバトンパスなどを練習。バトンを下から渡すアンダーハンドパスを取り入れ、「61〜62秒ぐらい」で走れるくらいにレベルが上がってきたという。
主催者によると、小学生の部には男女それぞれ141チームがエントリー。準決勝には予選タイム上位の48チームが進む。赤穂市関係では55回大会の塩屋男子以来、準決勝に進んだチームは出ていない。
女子の2走を務める市川華愛さん(11)=6年=は「練習してきたことを十分に出したい」と抱負。男子のアンカーを任された天野将吾君(11)=同=は「一生懸命がんばって予選突破を」とやる気を出している。
掲載紙面(PDF):
2009年4月18日(1844号)4面 (6,598,722byte)
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