2009年04月24日
西浜町に製造工場を持つ塗料メーカーの「BASFコーティングスジャパン」(本社・横浜市、島崎アレハンドロ社長、正社員数約400人)は4月24日、製造拠点を戸塚工場に集約し、赤穂工場を年内に閉鎖することを発表した。同社によると社員の約4割にあたる約170人に対し、企業グループ内での異動や転職支援、希望退職などを実施するという。
同社赤穂工場は平成9年6月に日本油脂赤穂工場として開設した。現在は社員60人が勤務。自動車用・工業用塗料などを製造し、主に国内の二輪メーカーに出荷している。今後は戸塚工場への移管作業が進められるという。
同社の広報担当者は「持続的な経営基盤強化策の一環。赤穂工場の今後については、最善策を見つけていきたい」と話している。
同社はBASFグループの100%出資で平成12年設立。資本金は約100億円で本社のある横浜市戸塚と赤穂の2カ所に工場がある。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号)3面 (9,706,947byte)
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