2009年05月01日
花壇の手入れをするメンバー
赤穂城の堀端にある植樹帯でビオラやノースポールなどが美しい花を咲かせている。ボランティア団体「のじぎくふれあい赤穂」(東洋子代表)が花壇を奉仕整備したもので、城壁の風景に彩りを添えている。
赤穂城北西面の植樹帯は、かつて植わっていた植栽が枯れて雑草が繁茂。殺風景に感じた同会が花壇整備を市に申し出た。
今年2月から草を刈り、土を耕して約140メートルの区間を整地。元々あったノジギクやツツジを移植し、新たにアジサイなど7種約950株を補植した。メンバーが家庭で育てた花苗や知り合いから譲り受けた株がほとんどで、県の助成は極力使わず整備したという。
メンバーの一人、中広の主婦、田中美子さん(66)は「観光に来た人が“また来たいな”と思ってくれればうれしいです」と話す。
同会は「一年を通して花を見られるようにしたい」と今後も月2回のペースで花の世話をすることにしている。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号)4面 (9,706,947byte)
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