2009年05月05日
喜寿記念に2度目の個展を開く榊富美子さん
上仮屋南の榊富美子さん(75)が趣味の絵画といけばな展を5月15日(金)から赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開く。7年前に古稀記念で開催したのに続き、2度目の個展。数え年で喜寿を迎える今年、「集大成としての展示にしたい」と力作を出品する。
物心ついたときから父や祖父に、「高尚な趣味を持ち、奥を深めなさい」と教えられた榊さん。幼少期には謡曲をたしなむなど早くから文化に親しんだ。
子育てが落ち着くと、いけばなと絵画に真剣に取り組んだ。50年以上のキャリアがある華道は佳生流家元参与で日本いけばな芸術協会特別会員。水墨南画は30年以上続けて栢葉会無鑑査に認められ、日本画と仏画も描く。
絵画は前回の個展以降に描いた約35点を出品。念入りに花器を選ぶいけばなは大小15点ほどを展示する。
「よき師に恵まれ、家族の協力で続けてこられた」と榊さん。「少しでも文化の香りを感じてもらえれば」と話している。
17日(日)まで1階展示室で午前10時〜午後5時(17日は4時まで)。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号)1面 (9,706,947byte)
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