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高雄小でアユの稚魚放流

2009年05月01日

  • 「大きくなってー」とアユの稚魚を放流する高雄小児童

    「大きくなってー」とアユの稚魚を放流する高雄小児童

 川の生き物への関心を高めようと、高雄小学校(上杉元秀校長、144人)の児童らが1日、学校横を流れる千種川にアユの稚魚を放流した。
 千種川漁協が50キロ分約7000匹の稚魚を提供。水槽付きトラックから網ですくってバケツに小分けし、子どもたちが川辺へ運んだ。
 バケツを傾けると、体長8センチ前後のアユが体をキラキラ輝かせながら泳ぎ出し、児童らは「大きくなれよー」と見送った。
 放流したアユは上流に遡上するものもあれば、近くにとどまって縄張りを持つ場合もあり、夏には20センチぐらいまで成長するという。
 同校では8月に自然観察会を行うことにしており、6年生の山岡司君(11)は「大きな魚に食べられずに、元気に育ってほしい」と話していた。


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