2009年05月20日
暴力団対策について情報交換した「暴力団と関係を断つ会」の総会
暴力のない明るい社会を目指そうと「暴力団と関係を断つ会」の平成21年度総会が20日、赤穂警察署で開かれ、幹部役員や全8分会のリーダーら約30人が出席。新年度の事業計画を満場一致で承認し、情報交換を行った。
冒頭のあいさつで藤野高之会長は、昨年に市役所近くのビルが組事務所に認定されたことに触れ、「最近は県外ナンバーの車が出入りしている。環境汚染などを材料に企業をゆすっているとの話もある」と状況説明。「暴力団は金や仕事のあるところを狙ってくる。一致団結して対処を」と警戒を呼びかけた。
西村玉夫署長は、今年に入って覚せい剤と大麻の取締法違反で容疑者3人を逮捕したことについて、「暴力団が密売にかかわっている可能性もある。今まで以上に厳しく捜査を進めたい」と決意を語った。
藤野会長は「暴力団は、最初はやさしく近寄ってくるが、毅然とした態度で“NO”ということが大切だ」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年5月23日(1848号)4面 (7,795,603byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。