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木津の工場で作業員3人がガス中毒

2009年05月27日

  • ガス中毒で倒れた作業員3人を救助にきた救急車

    ガス中毒で倒れた作業員3人を救助にきた救急車

 5月27日午後6時35分ごろ、赤穂市木津の化学工場から「有機溶剤のガス中毒で作業員が意識不明になった」と119番通報があった。
 警察によると、倒れたのは研究担当者(30)と社員2人(29)と(24)でいずれも男性。3人とも意識を回復し、市内の病院で療養。容態は安定しているという。
 同社は化学薬品メーカーで、事故のあった部屋では同日午前10時からタンクで医薬品原料となる二次化合物の製造を交代で行い、発生時は被害にあった3人が作業を担当していた。
 何らかの原因でタンク内の温度が異常に上昇し、有機溶剤のテトラヒドロフランが気化したものとみられ、警察と消防が原因を捜査中。周辺への影響はみられないという。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2009年5月30日(1849号)3面 (8,920,813byte)


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