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版画公募展で3年連続入選

2009年06月11日

  • 入選作の一つ「播州赤穂の獅子舞い・坂越」

    入選作の一つ「播州赤穂の獅子舞い・坂越」

 国内最大の版画公募展「第59回板院展」(日本板画院主催)が6月12日から東京都美術館で開幕。塩屋の竹田忍さん(74)が3年連続で入選した。
 「播州赤穂の獅子舞い」のタイトルで2点出品。塩屋と坂越の獅子舞い、鼻高を描き、両方とも入選した。過去2回は2点のうち1点の入選で、ダブル入選は初めて。
 竹田さんは定年退職後に参加した版画教室をきっかけに制作のおもしろさに気付いた。昨年10月、姫路市立美術館であった版画展でプロの刷師の実演を見学。試行錯誤していた色のぼかし方や紙の湿度を一定に保つコツなどを見て学び、「目からウロコが落ちた」という。
 「今まで知らなかった刷りの楽しさに目覚めた」と竹田さん。コウノトリ、棚田など新作の構想をふくらませる一方、「過去の作品をもう一度刷るのも楽しみ」と、また一つ版画の魅力にはまったようだ。
 板院展は6月22日(月)まで開催されている。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2009年6月13日(1851号)1面 (8,276,435byte)


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