2009年06月12日
初の日本代表としてロシアでのワールドカップに出場する梅本麗博選手
体重別で世界一を争う「カラテワールドカップ」が20日から2日間、ロシアのサンクトペテルブルグで開催。坂越出身の梅本麗博選手(30)=東京城南川崎支部=が日本代表として男子軽量級に出場する。「相手は強いが、自分の力を出し尽くす」と燃えている。
世界73カ国に支部を持つ「全世界空手道連盟新極真会」が4年に一度開催し、今年で4回目。各地予選を勝ち抜いた強豪選手らが男女6階級でトーナメントを戦う。日本からは1階級につき、男子6人、女子3人が出場する。
梅本選手は勢いのある打突が持ち味。昨年はウエイトトレーニングによる肉体改造と新技習得で攻め幅を広げ、選考会でライバル選手を撃破。初めて代表の座を勝ち取った。
3月の富士山合宿では他の代表選手とともに猛稽古。スパーリングでは鋭さを増した突きで重いクラスの選手も押し切り、「打ち合いなら負けない自信」をつけた。
初戦の相手は20歳の地元ロシア選手。「パンチで激しくラッシュしてくるタイプ」といい、稽古の成果を図る試金石になりそうだ。
「“日の丸”が入った道着に袖を通せることを誇らしく思います」
空手を始めたときから夢見た日本代表。世界の舞台で“真っ向勝負”を挑む。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2009年6月13日(1851号)1面 (8,276,435byte)
コメント
今日のニュースとてもめでたい事ばかり、嬉しい事ですね。
いつも此のように平和なニュースで紙面をにぎわして欲しいです。
投稿:のろま 2009年06月12日
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