2009年06月13日
オープン準備がほぼ整った「みのり赤穂」の直売店
障害者授産施設を運営するNPO法人「みのり赤穂」(三木多津子理事長)が商品のクッキーなどを直売する店舗「みのり」を6月17日(水)にオープンする。木の温もりを感じる山小屋風の内装。店で着用する揃いのエプロンも届き、「親しみやすいお店にしたい」と開店の日を待ち望んでいる。
同法人は「赤相みのり作業所」を前身に平成4年開設し、11年に加里屋へ移転。現在は10数人のメンバーが手作りクッキーなどを製造し、協力店で委託販売している。昨年12月に法人格を取得。直売店のオープンを事業計画に挙げていた。
店舗は作業所横に平屋建てで新築。8坪の小ぢんまりした店内に入ると、真新しいスギとヒノキの香りが漂う。オープン後はボランティアスタッフの手助けを受けながら、メンバー10数人が交代で店番する。
店舗開設を機に一新する商品ロゴはメンバーがデザイン。値札付けや店内装飾などもみんなでアイデアを出し合っていくという。
「自分たちが作った品物を自分たちで販売できるのは大きな励みになるはず」と三木理事長。「接客を通して人とふれあうこともメンバーにとってよい刺激になるでしょう」と効果を期待している。
土日祝を除く午前9時半〜午後2時半営業。17日から19日までの3日間はオープニングセールとして、支援団体が商品提供する赤飯、手作りパン、雑貨なども特別販売。購入客にジュースをサービスする。Tel45・0988。
掲載紙面(PDF):
2009年6月13日(1851号)1面 (8,276,435byte)
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