2008年02月23日
街中を実際に歩いた視覚障害者の歩行訓練
中途で目を患った視覚障害者を対象に白杖を使った歩行のコツを指導する訓練会が赤穂市総合福祉会館でこのほど行われた。
円滑な日常生活を送るのに役立ててもらおうと、県視覚障害者福祉協会が主催。10人が参加した。
午前中に基本的な杖の使い方を学び、午後からは屋外へ。誘導ボランティアの先導で約1・6キロの道のりを歩行。途中でスーパーにも立ち寄り、エスカレーターやエレベーターの安全な乗り降りについても練習した。
初めて参加した御崎の三宅秀和さん(60)は「普段は人に頼ってばかりで杖を使うことがなかった。きょうの訓練で自ら歩くことの楽しさを知った」。
今月29日には応用編として電車の乗り降りを行う。問合せは市視覚障害者福祉協会の清水さん(Tel43・8658)まで。
掲載紙面(PDF):
2008年2月26日(1781号)3面 (8,993,979byte)
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