赤穂民報

メニュー 検索

水気をふき取ってからAED

2009年07月03日

  • 大勢の保護者が受講した心肺蘇生法講習会

    大勢の保護者が受講した心肺蘇生法講習会

 夏期に起こりやすい水難事故に備えようと、尾崎小PTAが1日と2日、心肺蘇生講習会を開き、保護者約350人が参加した。
 地区水泳で監視役を務める保護者を対象に、夏休み前に毎年実施。市内で行われる心肺蘇生講習会としては最大規模といい、市消防本部が同校体育館に人形とAED(自動体外式除細動器)12セットを持ち込み、職員と消防団員らが気道確保や心臓マッサージ、機器の取り扱い方法などを指導した。
 心臓や呼吸が止まった人の救命率は、心臓マッサージの有無でおよそ2倍の差があり、AEDの使用が1分遅れるごとに7〜10パーセントずつ低下するとのデーターもある。
 赤穂市消防本部の辻徳昭・救急指導担当第一係長(46)は「どちらも正しい方法で処置してこそ効果がある。AEDはよく水をふき取ってから使用しないと効果がないばかりか、周りの人が感電するので気をつけて」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2009年7月4日(1854号)3面 (8,885,949byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要