赤穂民報

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キルギスの高校生が和楽器研修で来穂

2009年07月09日

  • 伊藤さん(左)から琴を習うアリシェロバさん

    伊藤さん(左)から琴を習うアリシェロバさん

 「琴や和太鼓を日本で学びたい」と中央アジアのキルギス共和国から一人の女子高生が来穂。14日まで滞在し、和服の着付けなど日本文化を体験した。
 首都ビシュケクの高校1年生アリシェロバ・アイカヌシュさん(16)。先月まで国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として現地に赴任していた伊藤寛子さん(26)=新田=の琴教室生で、伊藤さん宅に5日からホームステイしている。
 アリシェロバさんは2年前にキルギスであった和太鼓コンサートで興味を持ち、兄2人が入っている和太鼓サークルに入会。その半年後には伊藤さんの琴教室にも参加し、和楽器への関心がさらに高まった。
 先月26日に関西国際空港に到着し、キルギスでコンサートを開いたことがある神奈川の和太鼓グループ「祭音」の練習に参加。赤穂に来てからは毎日、伊藤さんからマンツーマンで琴演奏を習っている。11日には、ゆかたを着て相生ペーロン祭の花火見物にも出かける予定だ。
 「音の柔らかさと流れるようなメロディが好き」と琴の魅力を話すアリシェロバさん。「いつかキルギスで和太鼓と琴の演奏会を開いて、そのよさを広めたい」と話している。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2009年7月11日(1855号)4面 (8,707,226byte)


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