2009年07月16日
美化活動しながら、熊本からリヤカーを引いてきた上村剛さん
道端に落ちたごみをリヤカーで回収しながら、熊本から東京まで約1800キロの道のりを単独行している青年が15日に赤穂に到着。16日にかけて国道250号沿いを掃除した。
熊本県を拠点に清掃や地域活性化などの活動を行うNPO「青年協議会」の代表理事、上村剛さん(34)。人とふれあいながら美化運動を広めようと、昨年九州で実施した「不法投棄パトロール」を拡大した。
5月28日に実家のある宇土市を出発。「心のそうじ隊」と書かれたのぼりをはためかせ、道路脇の空き缶やペットボトルを拾い集めながら一日15キロ前後を歩く。
ごみを満載したときのリヤカー重量は100キロ超。赤穂市到着までに缶と瓶4万本、可燃ごみ1000袋以上を回収し、各地の自治体に無料で引き取ってもらっている。
道中で出会った人や、情報を知った地元のボランティアグループが到着を待ち構えて一緒に活動してくれることも。野宿や支援者宅で宿泊しながら、10月の東京着を目指す。
上村さんは「赤穂義士はとても有名。彼らのように大願を成し遂げられるようコツコツ進みます」と東へ向けて歩き始めた。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2009年7月18日(1856号)3面 (7,009,000byte)
コメント
無事、東京に着く事をお祈りします。善意ある行動とても感激しています。
投稿:赤穂活性 2009年07月17日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。