2009年07月19日
保護者からも声援を受け、全員が泳ぎ切った坂越小の海洋訓練
6年生の夏に坂越湾に浮かぶ生島を泳いで往復する、坂越小学校伝統の海洋訓練に19日、児童38人が挑んだ。
明治・大正時代には「海上運動会」として実施。一時期の中断をはさんで昭和55年に再開し、今年30回目を迎えた。
「めざせ生島」「完泳するぞ」など肩や腕にマジックで目標を書き、東の浜をスタート。「よーいこーら、どってんこーら」の掛け声で互いに励ましながら、約400メートル先の生島に到着した。
保護者が用意したアメ湯を飲んで復路へ。スタートから約1時間後に最初の班がゴール。「がんばれー」と岸辺で仲間に声援を送り、見事、全員が泳ぎ切った。
本田研祐君(11)は「途中で海水が口に入って苦しかった。みんなで完泳できてよかった」。元岡明校長は「どの子も自分の力を出し切って、最後までよくがんばった」と拍手で迎えていた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2009年7月25日(1857号)4面 (7,559,769byte)
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