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パワーリフ競技歴1年で全国大会へ

2009年07月25日

  • 競技歴1年で急成長し、インターハイ入賞も夢ではない三輪拓生選手

    競技歴1年で急成長し、インターハイ入賞も夢ではない三輪拓生選手

 7月25日(土)、さいたま市立大宮武道館で行われる第27回全日本高校パワーリフティング選手権大会の男子82・5キロ級に赤穂高2年の三輪拓生選手(16)=坂越=が出場する。競技を始めてまだ1年だが、すでに入賞を狙える実力を備えており、「どこまでやれるか自分でも楽しみ」と大会を心待ちにしている。
 中学までは野球少年。高校では部活動に入らず、「身体を動かしたくて仕方がない」と加里屋のトレーニングジム「パワーハウス赤穂」に通い始めた。
 そこで出会ったのが、日本代表の南茂樹さん(44)。何枚もの重りがついたバーベルを一瞬で持ち上げる力強さに目を奪われ、「自分もやってみたい」と自ら申し出た。
 放課後に毎日2〜3時間トレーニング。南さんが組み立てた練習メニューを着実にこなした。南さんも驚くほどの速さで基本を習得し、今年3月の全国高校選抜に主催者推薦で出場。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目トータルで382・5キロの自己ベストをマークし、選手権大会の標準記録を突破した。4月から指導する吉岡秀明コーチ(24)は「計画通りに練習が進んでいるので、記録も思ったとおりに伸びている」と目を見張る。
 調整も順調で、練習ではトータルの自己記録を100キロ近く上回る重量をクリア。450キロが6位入賞のボーダーラインと見られ、三輪選手は「神経を集中して自己ベスト更新と入賞を狙いたい」と意気盛んだ。


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掲載紙面(PDF):

2009年7月25日(1857号)1面 (7,559,769byte)


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