2009年07月25日
巫女が熱湯を振りまいた「湯立神楽」
学業成就や習字上達を願う「天神祭り」が25日、上仮屋の大石神社(飯尾義明宮司)であり、約3000人が参拝。熱湯をササで振りまいて無病息災を祈願する「湯立神楽」も行われた。
午後7時からの祭典に続き、白装束の巫女2人が拝殿前に置かれた2つの釜に神酒を注ぎ、湯を清めた。鉦や笛が演奏される中、煮えたぎる釜の湯に浸したササの束を勢いよく前後左右に打ち振るい、周囲を幾重にも取り囲んだ参拝客らに湯玉を振りかけた。
しぶきを浴びると病気にならないと言われる神事。使われたササは縁起物として参拝客に配られた。
友人4人と訪れた中広の主婦、川崎一二三さん(57)は「たっぷりお湯をかけていただきました。おかげでこの夏も元気に過ごせそう」と笑顔でササを受け取っていた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年8月1日(1858号)4面 (7,959,107byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。