2009年08月01日
赤穂勢では34年ぶりとなる総合優勝に輝いた赤穂西の選手たち
7月28日まで神戸市中央区のポートアイランドSCで行われた兵庫県中学総体の水泳競技の男子学校対抗で、赤穂西が45点を獲得し、初の総合優勝を飾った。赤穂勢では、昭和50年大会を制した坂越以来34年ぶりの快挙。
決勝の着順に応じて与えられる得点の総合計で争う学校対抗。同校からは男子8選手が延べ17種目に出場し、うち6種目で決勝に進んだ。
初日は50メートル自由形で村澤啓介選手(3年)が3位、200メートル同で山内康平選手(同)が5位、400メートルメドレーリレー(山内、村澤、氏家、溝脇)で2位に入り、24点を獲得。2日目は100メートル自由形で村澤選手が6位、200メートルバタフライで氏家達也選手(2年)が5位に。最終種目の400メートルリレー(村澤、氏家、溝脇、山内)で2位を死守し、総合2位の塚口をわずか1点差で振り切った。
メンバー全員が市民総合体育館のスイミングスクールに所属。昨年8月の県新人大会では学校対抗で2位となり、「夏の総体は総合優勝」をチームの目標にしてきた。「一つでも上の順位を狙って泳ぎに集中した」と主将の山内選手。1位種目はなかったが、全員の頑張りで栄冠をつかんだ。
念願の総合優勝に輝いた喜びの一方、本命視されたリレーで2種目とも塚口に敗れる悔しさも味わった。
「全国大会(8月21−23日、福岡県立総合プール)では絶対に塚口より早いタイムで泳ぎたい」。“兵庫最速”の称号を奪回して、この夏を締めくくることがチーム全員の願いだ。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2009年8月1日(1858号)1面 (7,959,107byte)
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