2009年08月11日
豪雨災害に見舞われた佐用町を支援しようと、赤穂市は10日から職員、医師などを現地に派遣。医療と給水活動を行っている。12日(水)には職員20人を追加。総勢約30人が支援活動に従事する。
佐用町で10日までに判明した豪雨災害による死者は11人で、14人が行方不明になるなど大きな被害を受けた。町内約7200世帯の約6割が断水し、苦しい被災生活を強いられている。
赤穂市は兵庫県及び西播磨地域の自治体間で結ぶ災害応援協定に基づき、10日から支援活動を開始。市民病院の災害派遣医療チーム5人が12日まで滞在するほか、上下水道部が14日までの毎日給水車2台を出動する。
さらに、12日には4トンダンプなど車両6台を派遣。水浸しになって使えなくなった家財道具などの回収作業にあたるほか、500ミリリットル飲料水4160本(うち3360本は赤穂化成提供)を支給する。豆田正明市長も消防司令車で現地入りし、陣頭で指揮をとる。
また、民間ボランティアによる支援活動も予定されている。
赤穂青年会議所(JC、寺田眞康理事長)は12日に会員有志がトラックで現地に向かい、復旧を支援する。
掲載紙面(PDF):
2009年8月22日(1860号)1面 (8,774,341byte)
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