赤穂民報

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観光周遊バスが運行スタート

2009年08月20日

  • 赤穂駅からの二次アクセスとして期待される観光周遊バス「くらちゃん号」

    赤穂駅からの二次アクセスとして期待される観光周遊バス「くらちゃん号」

 赤穂城、海浜公園、海の駅など市内の観光名所を運賃100円で巡る周遊バス「くらちゃん号」の運行が20日から始まった。第1便の出発を前に午前10時半から関係者らがテープカットでセレモニー。ワインレッドを基調にしたレトロ調の車体が街中へ走り出した。
 県の「地域元気回復支援事業」の助成を受け、観光協会が9月20日までの期間限定で毎日6便運行する。新快速電車の到着に合わせて赤穂駅を出発。御崎、坂越方面を約50分で一周して駅に戻るルートで、15カ所ある停留所のどこでも乗り降りできる。
 「駅からの二次アクセスとして大いに利用してもらい、観光活性につなげたい」と同協会。運行期間に合わせて、旧赤穂城庭園の屋形船体験や大石神社での神楽舞など関連イベントを実施するほか、花岳寺、赤穂城前、坂越港の3停留所にはボランティアガイドを常駐。バス時刻表の裏面を利用したスタンプラリーは塩のミニ袋をもれなくプレゼントする。
 20日の第1便には赤穂駅から観光客16人が乗車した。備前市の宗包和子さん(75)は新聞で運行を知り、妹と電車で来穂。「大石神社を観光してからハイツでお風呂。その後は坂越にも寄りたい」と乗り降り自由の特長を活かした日帰りプランを立てていた。市民も「見た目が特徴的。なんだか観光地らしくていいですね」(加里屋の40代主婦)と好意の目で見ていた。
 乗車券はJR播州赤穂駅2階の観光案内センター(Tel42・2602)のほか、車内の係員からも購入できる。小学生以下は無料。
 赤穂駅の出発時刻は次のとおり。
 ▽10時46分▽11時44分▽12時44分▽14時20分▽15時20分▽16時18分


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2009年8月22日(1860号)4面 (8,774,341byte)


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