赤穂民報

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今年も車椅子寄贈〜赤穂西中

2008年03月01日

  • 赤穂西中学校であった車椅子の贈呈式

    赤穂西中学校であった車椅子の贈呈式

 生徒らがボランティア活動で資金集めして購入した車椅子の福祉施設への贈呈式が赤穂西中学校(高本登校長、319人)で2月27日に行われた。
 同校は平成4年から毎年、校区内の特別養護老人ホーム「桜谷荘」に車椅子を寄贈。生徒らがアルミ缶や古新聞などを回収して購入資金に充てている。
 今年度も「ボランティア委員会」が中心となって資源ゴミを回収。初めての試みとして、目標回収量の達成率を矢印で示すグラフを生徒玄関口に貼り出して意欲を高め、生徒の約9割が活動に参加。その結果、昨年より半年早い8月までに車椅子1台分に相当する量が集まった。
 同校体育館で行われた贈呈式には、利用者代表の七村百子さん(85)が昨年度に贈られた車椅子に乗って出席。「皆さんが一生懸命、集めて購入してくれた車椅子を大切に使わせてもらいます」と感激で声を震わせた。
 同校から桜谷荘に贈られた車椅子は通算18台に。さらに車椅子1台分以上の繰越金を残すことができ、ボランティア委員長の高橋瀬里香さん(15)は「後輩にもこの行事を伝統として受け継いでほしい」と話していた。
 翌28日には生徒会、吹奏楽部の生徒50人が桜谷荘を訪問。歌や折り紙遊びをいっしょに楽しんで交流した。


子供ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2008年3月1日(1782号)3面 (8,753,095byte)


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