赤穂民報

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牛乳パックをはがきに再生

2009年09月11日

  • 使用済み紙パックを再利用したリサイクル体験

    使用済み紙パックを再利用したリサイクル体験

 使用済み紙パックをリサイクルする体験教室が11日、原小学校(今津文子校長)で開かれ、全校児童と参観保護者計約180人がエコはがき作りに挑戦した。
 資源を大切にする心を養ってもらおうと、PTA研究部(土井千和部長)が企画。体験教室の出張サービスを行っている「環境プロジェクトあこう」(松本保会長)に講師を頼んだ。
 材料は給食で飲み終えた牛乳など約700枚の紙パック。あらかじめ児童らが表面のビニールをはがして細かくちぎり、研究部が熱湯で煮立ててからミキサーにかけてパルプを取り出しておいた。
 パルプを溶いた水の中へ木枠を入れて紙すき。紙が均一の厚さになるように前後左右に動かした。タオルで水を吸い取って木枠から取り出し、アイロンをかけて形を固めた。
 2日ほど陰干しし、「郵便はがき」の文字を押印して完成させる。2年生の志賀央佳さん(8)は「おばあちゃんに年賀状を送りたい」とにっこり話していた。


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