2009年09月14日
振り込め詐欺を未然に防ぎ感謝状を贈られる姫路信用金庫赤穂支店の玉田孝史支店長と上川沙織さん
“振り込め詐欺”から顧客を守ったとして、赤穂署は14日、中広の姫路信用金庫赤穂支店(玉田孝史支店長)に署長感謝状を贈った。
同支店は8月27日、「民事訴訟裁判通達書」と印刷されたはがきを持って定期預金50万円を解約に来た市内の50代女性から相談を受けた。不審に思った窓口係の上川沙織さん(28)が上司の西田智明次長(38)に報告。西田次長の勧めで女性が同署へ相談し、詐欺だとわかった。
詐欺のはがきは前日に郵便で届き、女性が書かれていた連絡先に電話すると、弁護士を名乗る男が「裁判の取り下げ費用として50万円を用意するように」と話したという。女性は支店カウンターに貼ってあった振り込め詐欺を注意喚起するポスターを見て窓口に相談した。
玉田支店長は「普段の研修が役立った。これからもお客様へしっかり声をかけ、被害を防ぎたい」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年9月19日(1864号)1面 (10,691,080byte)
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