2009年09月16日
赤穂市内で始まった稲刈り作業=西有年
実りの秋を迎え、赤穂市内でも有年、福浦地区などで稲刈り作業が始まった。黄金色のこうべを垂れるイネを農家がコンバインなどで刈り取っている。
収穫が始まったのはキヌヒカリなど比較的生育が早い品種。市農林水産課によると、市内では8月の台風9号による水田の被害報告はなく、最も早いところでは9月上旬から作業を始めたという。
西有年で長年コメを作っている男性(77)は「台風にはやられなかったが、“難なし米なし”で期待したほどの収量はなさそう」と言いながらも作業に精を出していた。
同課によると、今年の市内作付面積は約462万平方メートル。約2416トンの収穫を見込んでいる。
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