2009年10月01日
精巧に作られた和船を陳列している模型展
瀬戸内3大船祭りの一つ、坂越の「船渡御祭」で使われる和船の模型展が上仮屋の赤穂市立歴史博物館(宮本喜彦館長)で10月18日(日)まで開催されている。
坂越の船大工、湊隆司さん(81)が実物の6〜10分の1の縮尺で制作した櫂伝馬、頭人船などのミニチュア8点。
湊さんは実際の祭りで使用されている和船の建造、修理も手がける市選定保存技術保持者。模型とはいえ、実物と同じ弁甲杉を用い、形状、構造だけでなく質感も本物そっくりに仕上げている。
湊さん愛用の大工道具と市教委が撮影した祭り写真計約50点も展示。午前9時〜午後5時。水曜休館。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。Tel43・4600。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2009年10月3日(1865号)4面 (7,931,050byte)
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