2009年09月30日
老朽化で破損した防護柵
昨夏に一部が折損し、危険性が指摘されていた加里屋川沿いのコンクリート製防護柵が9月29日、もたれかかった人の重みで倒壊したことがわかった。市土木課は30日、歴史博物館から市民総合体育館にかけての約900メートル区間で柵を再点検し、「早急に復旧が必要な個所は年内までに直したい」と話している。
柵が壊れたのは、市民総合体育館近く。川の清掃をしていた作業員が寄りかかったところ、長さ約6メートルにわたって支柱ごと倒れた。作業員にけがはなく、その日のうちにロープとバリケードで応急処置した。
柵は歩行者の安全確保のため、20年以上前に設置。接合部に亀裂が目立つなど老朽化が進んでいる。昨年8月に2カ所で折損し、その他16カ所で亀裂が見つかっていた。市は折損箇所と特に亀裂の大きかった1カ所を昨年中に修繕したが、今回壊れたのは「傷みが軽度」として修繕を見送った箇所だった。
[ 事件事故 ]
関連サイト:
掲載紙面(PDF):
2009年10月3日(1865号)1面 (7,931,050byte)
コメント
強度基準がないのかもしれないが、20年位で倒壊するなんて手抜き工事ではないか?
中の鉄筋の本数も少ないみたいだし、ちゃんとした材料・工法ならコンクリートは、雨など
による水分を吸収する事によって、40年から50年かけて強度を増し、その後劣化して
いくと聞いたことがある。
以前問題になった山陽新幹線の強度問題も、鉄筋の本数が少ない、海砂を使う等の手抜き
の結果だった。
投稿:ぽこぺん 2009年10月03日
前回破損したときに全部点検したんちゃうん?
人命に関わるような事故が起きてからでは遅いですよ。
投稿:あきれ太郎 2009年10月02日
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