2009年10月07日
「ひょうごグリーンスクール表彰校」に選ばれた御崎小=昨年4月、G8環境大臣会合関連行事のリハーサル
特色あるすぐれた環境教育校に贈られる「ひょうごグリーンスクール」の平成21年度表彰校が6日、兵庫県教委から発表され、御崎小学校(尾上慶昌校長)が選ばれた。赤穂市内では坂越小(平成16年度)、高雄小(18年度)に続き3校目の受賞。
同校は「スナメリのすむ御崎の海を目指して」をテーマに平成18年度から御崎海岸のアマモ再生に取り組んでいる。採取した種子を苗に育て、ボランティアダイバーの協力で大塚海岸へ移植。シュノーケル体験で育成状況を観察したところ、根付き始めた藻場にヒメイカが産卵するなど、成果が表れ始めている。
昨年神戸で行われたG8環境大臣会合の関連事業では環境学習実践モデル校に選ばれ、今年3月には「里海シンポジウムin赤穂」で活動発表。子どもたちが海の生き物に興味を持ち、命の大切さを考える機会に役立っている。
昨年度は「今後の取り組みが期待できる学校」として、奨励賞を受賞。今年度は活動の継続性、地域への広がりが評価された。同表彰が平成16年度に始まって以降、奨励賞の翌年にグリーンスクールに選ばれたのは御崎小が初めてという。
表彰式は10月29日(木)に神戸市中央区の兵庫県公館で環境教育実践発表大会の席上行われる。同校は「子どもたちの地道な取り組みが評価され、大変うれしい。保護者や地域のみなさんの協力があってこその受賞で、これからも応援していただきたい」としている。
掲載紙面(PDF):
2009年10月10日(1866号)3面 (7,667,924byte)
コメント
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投稿:御崎に住むもの 2009年10月27日
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