2008年03月08日
護身術を訓練する生徒たち
不審者から身を守る手段と心構えを学ぶ防犯教室が赤穂中学校(藤田晴基校長)で3日行われ、1年生140人が護身術の指導を受けた。
昨年2月、現在の2、3年生を対象に実施したのに続き2度目。赤穂署生活安全課の大崎浩一係長(40)が「自転車はしっかり施錠を」と講演した後、実技講習を行った。
訓練では、不審者に手や胸ぐらをつかまれたときの対処法などを実習。警察の術科指導担当の手本を参考にしながら、身のこなしを反復し、「相手をやっつけるのではなく、敵から逃げることを第一に考えて」と心構えも学んだ。
護身術を初めて習った中村充玖さん(13)は「後ろから覆いかぶさられたとき、みぞおちをひじ打ちするのが勉強になった」。
同校は今後も毎年、1年生を対象に防犯教室を行っていく予定にしている。
掲載紙面(PDF):
2008年3月8日(1783・1784号)3面 (11,006,015byte)
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